前回、「しあわせだっことのおんぶのある暮らしは、家族のこころにもいいこといっぱい!」
というお話しをしました。

その前は、「だっこで身体が痛くなるのはなぜ?」



きょうは、ふたたびボディーセンスのお話「おんぶをしてお散歩に行こう!」
 
「おんぶ」が最後のLessonテーマです。




ここちよいだっこの姿勢

溢れる愛情を伝えるしぐさ、こころもち


このふたつを前回までのLessonでお伝えしてきました。



授乳や沐浴は母親学級でも習うけれど、まんまるな心を寄せ合う子育てのしぐさ

赤ちゃんとの暮らしの中で、たくさん行うだっことおんぶについては、

 この動きを学ぶ機会がなかなかないまま、お母さんになることが多いのではないでしょうか。



わたしも、自身の長女が産まれるまでは、ほとんど赤ちゃんにふれることがなく、お母さんになりました。



なので長女を最初にだっこするときは、もう本当におそるおそる

ひよこちゃんをだっこするみたいな心持で、

どこを触ってももう折れてしまうのではないかしら?と

今では考えられないような心持でだっこをしていたことを覚えています。



でも、赤ちゃんの発達を知り、

骨格のしくみを知り、

赤ちゃんの中からほとばしる宇宙のプログラムを知っていく中で、この心持が変わったのです!



それまで、赤ちゃんはすべてわたしが守らなければならない、

小さな、か弱い、はかない存在だったのですが、



だんだん、赤ちゃんは偉大で、たのもしく、たくましく、神秘的な、

生まれながらにして個としての意思を持つ存在に思えてきました。



180°!変わっていますね(笑)




そうして、赤ちゃんのとらえ方が変わると、赤ちゃんへの接し方がすべて変わっていきます。



この子には意志がある

子どもは、大人から教えられたり、様々な訓練を

受けたりすることで何かが出来るようになるのではなく、

自己教育力という、自発的に自立へと向けて成長を

遂げていこうとする力を生まれ持っている



そうとらえてみてください。


このとらえかたは、イタリアの女医マリア・モンテッソーリが体系化した、

モンテッソーリ教育を学んだことが大きく影響しています。




わたしは、子どもの自己教育力が発揮される環境を暮らしにとりいれようと思いました。

子どもと環境をつなぐ、身近な大人であろうと心に決めました。



その軸での選択が、「おんぶ」だったのです。



おんぶとだっこを比べてみましょう!


日本の昔ながらのおんぶのような、高い位置でのおんぶは、

だっこに比べて、赤ちゃんの視界に入る情報量が圧倒的に多いのです!


大人の肩越しに、まわりの世界を見渡せる

ということは、「おんぶ」は、子どもの自発的な発達につながる!と!




まあ、最初に、ここまで考えたわけではありません。



もっと直感的に、周りが見えるって、子どもが楽しそう!

だから、高い位置で「おんぶ」しよう!



逆に、だっこや、低い位置でのおんぶで、周りが見えないって、

子どもがつまらなそう!



そう考えました!


その直感を今は自信を持ってお伝えできます。

 


 
 
 
自分の生きている周囲の世界に赤ちゃんが興味を示し始めたら、


それは「おんぶ」のタイミング。

赤ちゃんはこの世界を探求したいのです!


ぜひ親子でこの豊かな世界を味わいに、「おんぶ」でお出かけしてみましょう!





今日のLesson!

○赤ちゃんのとらえ方をみつめる

○おんぶでお出かけしてみよう!



今日のニュースレターLessonいかがでしたか?


しあわせだっことおんぶのある暮らしは、世界を豊かに味わう暮らし!
子どもと環境をつなぎます!



全3回のニュースレターLessonはいかがだったでしょうか。
ワークショップや養成講座ではもっと詳しく、身体を使いながら、
しあわせだっことおんぶのお話をお伝えしています。

人間は感動の動物です!

どうぞ、ご自身の五感を大切に!

気持ちよく、幸せオーラをかもしだす
しあわせだっことおんぶのある暮らしを目指していきたいですね。

直近のワークショップの詳しい情報はこちらです
http://www.onnbuhimo.com/product-group/10


全3回、最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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配信者

地球と住まいをつなぐ おんぶ紐専門店 「おもいでおんぶ」
(運営会社)ダマヤカンパニー株式会社 取締役
                      きもと しほ


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