2017年おもいでおんぶ
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最近ではだっこ紐で赤ちゃんをだっこする姿は見かけても、
おんぶしている姿はめったに見かけなくなってきました。
でも、実はおんぶは赤ちゃんの成長においてたくさんのメリットがあるのです。
だっことおんぶを比べながら昔ながらのおんぶ育児のよさについて、詳しくご紹介いたします。
おんぶ育児には主に次のようなメリットが考えられます。
特に上二つの理由を、だっこと比較しながらみていきましょう。
姿勢や筋力、視界や進行方向、そして主体性の5項目について、
大人と赤ちゃんの運動の状態を比べてみましょう
その結果を表したのが、下の表です。
| 姿勢 | 筋力 | 視界 | 進行方向 | 主体性 |
---|---|---|---|---|---|
だっこ | 大人 前傾 赤ちゃん 後傾
| 大人 使う
| 大人 広い 赤ちゃん 狭い
| 大人 前向き 赤ちゃん 後ろ向き
| 大人 有り 赤ちゃん やや有り
|
異なる | 異なる | 異なる | 異なる | やや異なる | |
おんぶ | 大人 前傾 赤ちゃん 前傾
| 大人 使う 赤ちゃん 使う
| 大人 広い 赤ちゃん 広い
| 大人 前向き 赤ちゃん 前向き
| 大人 有り 赤ちゃん 有り
|
同じ | 同じ | 同じ | 同じ | 同じ |
だっこは、ほぼすべての項目で、大人と赤ちゃんの運動状態が異なります。
おんぶは、大人と赤ちゃん、暮らしの中で体験する運動状態が同じです。
大人と同じ運動状態が体験できること、これがおんぶの一番の特徴です。
赤ちゃんは、母乳を吸うこと、飲むこと、呼吸をすること、
この3つの運動は、子宮で練習をしてから生まれてきます。
それ以外の運動は周囲の環境に応じて、生後自ら練習をすることにより、発達し、できるようになります。
首がすわったり、腰がすわったり、寝返りをうったり、
これらはすべて、生後赤ちゃんが自ら動いてできるようになる運動ですね。
人間は目から入る情報を頼りに、脳から信号を送り、
手足を動かす運動を行います。
目から入る情報が多ければ、それだけ脳に行く情報も増え、
神経回路の発達も促されます。
だからこそ、赤ちゃんの視界を確保してあげることが重要です。
そこで、抱っことおんぶの際の赤ちゃんの視界の範囲を見比べてみましょう。
イラストのように、抱っこの場合では、
パパ・ママの身体が赤ちゃんの視界を遮ってしまっていることがわかります。
一方、おんぶの方は、肩越しにしっかりと周りを見渡すことができていますね。
注意しなければいけないのは、“高い位置”でおんぶをするということです。
低い位置でのおんぶでは、抱っこと同じような視界になってしまいます。
そして、高い位置のおんぶは、へこおび、ベビーラップなどの一枚布か、
当社の「おもいでおんぶ」のような、昔ながらの紐で結ぶタイプのおんぶ紐であれば実現することができます。
また、「おんぶ」は大人と同じ運動状態を体験できるからこそ、
赤ちゃんの目から入る情報量がとても多く、
日々の暮らしが赤ちゃんの運動発達にもつながるのです。
日本人が器用なのは、おんぶ育児があったから!という声もありますよ。
こうしてだっことおんぶを比べてみると、納得できませんか?
目は生まれたばかりでは、まだよく見えません。視力は0.01程度です。
生後2か月から8か月の間に視覚野のシナプスが爆発的に増え、
生後6か月位で奥行き、色、細部まで見分けられるようになります。
目を意思どおりに動かせるようになり、1歳までには視覚の機能はほぼ完成します。
首が据わってくる生後3~4か月頃、
腰が据わってくる生後5か月頃、それは視覚の発達が素晴らしい勢いで進んでいる時期でもあります
逆に、生後3か月頃までは、嗅覚や聴覚を頼りに赤ちゃんは自分の生きている世界を感じています。
まずは素手で、やわらかく、まるく抱っこを、そして少し長くなるときは、
スリングやベビーラップなど、赤ちゃんが子宮にいたときのように、
まるく、まるく抱きしめられるベビーウェアリングの方法で、
この世界が平和で穏やかな空気に包まれていることを
肌から伝えていきたいですね。
自分の生きている周囲の世界に赤ちゃんが興味を示し始めたら、
それは「おんぶ」のタイミング。
親子でこの豊かな世界を味わいに、「おんぶ」でお出かけしてみましょう!
おもいでおんぶは日本の昔ながらの育児の型「おんぶ」をおすすめします